ITCC2020(第82回 国際天空橋朋花首筋学会) に参加してきました

はじめまして。かめぴと申します。

この度メルボルンで開催されたITCC2020に参加してきましたのでその報告になります。

 

 

1.概要

会議の概要は以下の通りです。

 

名称:International Tomoka's Crest Congress 2020

   第82回 国際天空橋朋花首筋国際会議

主催:International Tomoka's Crest Association

   国際天空橋朋花首筋学会

共催:Tomoka-Tenkubashi World Association

   世界天空橋朋花機関

   International Society of 765 Production

   国際765プロ学会

期間:2020年4月1日~7日

場所:Melbourne Convention and Exhibition Centre

   新メルボルン国際会議場(メルボルン、サウスワーフ)

参加者:約12,500人

講演数:約9,500件(うちオーラルセッション約8,000件、ポスターセッション約1,500件)

 

今回、私は以下の内容で口頭発表させて頂きました。

Title: A Novel Weekpoint in Tomoka Based on Continuity of Sensory Nerve

  感覚神経の連続性を考慮した朋花ちゃんの新規弱点

Date: 2020/4/4

Session: Sensitivity

 

2.現地到着~会議開催まで

今回オーストラリアを訪れるのは初めてだったので、旅行代理店とやり取りをさせていただきながら移動手段やホテルを相談させて頂きました。

遊び歩くのもメルボルンだけにしておこうとホテルも市内とさせて頂いたため旅行記としては物足りないものとなっているかもしれません。申し訳ございません。

メルボルンタラマリン空港へは成田空港から直行便が出ているため非常にアクセスが容易です。市内へも空港からバスで一本ですし、何より公用語が英語なので移動に戸惑うことは殆どありません。

私は空港で代理店の方と合流させて頂きましたが、これならば一人でも移動出来たかなと思っています。また、到着窓口で何人か「ITCC2020」のパネルを持った方にも出会いました。

会議開催の1日前の3月30日に現地入りさせて頂いたので、おそらく同じスケジュールの方も多くいたのだろうと思います。

中には大人数でツアーのような形を取られている人たちも見られました。皆さん水色の法被を着ていて、異国の地でも共通の符号が見られるだけで、こうも安心するものかと感じました。

 今日は適当に夕食でも食べて、あまり動き回るつもりはありませんでしたが、会場から徒歩圏内のホテルを取っていたため、荷物を置いてから一度会場を下見しようと思い立ちました。

会場には既にスタッフと思われる、ピンク色の鉢巻きをした方々がのぼりや看板を立てています。駐車場に集まり当日の動きを確認しているのでしょうか、遠目で見ていても動きが整然としていて気持ちが良いものです。

近傍の大学の学生さんが多いからでしょうか、いつも日本で見ている天空騎士団の皆さんよりもいくらか体躯が大きく見えます。ですが不思議と威圧感は無く、頼りがいがありそうという印象でした。

 この日の夕食はシーフードを頂きました。エビかと思ったらザリガニでした。ソースが美味しかった。

 

 2.一日目:オープニングセレモニー

この日は午後から開会のためのセレモニーがあるだけです。

午前中は市場をうろうろしながら、適当なカフェでサンドイッチを頂きました。 

 セレモニーは14時からだったので、私も10分前くらいに着くように会場に移動したのですがどうやら少し遅いくらいだったようで、受付はかなり混み合っていました。

本会議のセレモニーは朋花ちゃんの過去のライブ観賞会も兼ねているため毎年かなりの人数が参加します。

国際会議の一日目は参加しないという人も多いのですが、国際天空橋朋花首筋会議では参加者の95%がこのセレモニーに参加します。

なにより、ライブ映像から抜粋された朋花ちゃんの首筋をさりげなくフォーカスした映像作品は、大会長の研究発表会と言っても過言ではなく、学術的価値、資料価値共に大きな意味があります。毎年この映像に基づいた新たな研究題目が提唱されますし、何より夕方の懇親会での主な話題となります。

セレモニーが始まるころには会場は鮨詰め状態となり、私は右手側通路付近の後方しか席を確保できませんでした。

余談ですが、この時私の隣に座った人物はマサチューセッツ工科大学で朋花から発される未観測物質の研究をされているMichael氏であり、朋花の首筋から発される物質は接触応答により分泌が促進されるという議論で盛り上がりました。

f:id:kamepppppppp:20200501135832j:plain

オープニングセレモニーの様子(公式HP掲載画像)

2.1 大会長挨拶

普段の国内学会であれば大会長挨拶などは軽く聞き流す(失礼)のですが、ここは朋花首筋研究の第一線。さらにその学会を象徴する国際会議のトップの言葉とあっては聞く側も身が引き締まります。

天空橋朋花関連学会は国内外問わず、開会時に朋花様と世界に対して祈りを捧げます。その時間は大会プログラムにも記載されているのでこの場に来れなかった参加者たちも同時刻に祈りを捧げていることでしょう。

今回の大会長はメルボルン大学天空橋朋花社会学の権威であるJoseph氏。近年の社会情勢の在り方と、天空橋朋花が与える「愛」に関する講演でした。「救い」を求める現代社会の中での朋花ちゃんの活躍を社会学の観点から再評価するという、非常に意義のある内容でした。特に国民一人一人が天空橋朋花の首筋を一日5分以上見つめることでその国のGDPが1年以内に0.7%上昇するという試算は非常にインパクトがありました。

本会議は基本的に朋花ちゃんにはバレないように実施されているが、我々一人一人がどのように朋花ちゃんに貢献するか、または朋花ちゃんの貢献を手助けするかを考え続けなければならない。という言葉はとても心に響きました。

f:id:kamepppppppp:20200501154049p:plain

朋花を取り巻く「愛」について(講演スライドは一部大会HPで公開されている)

2.2 ウェルカムパーティー

大会長挨拶が終わると、そのままパーティーの準備が始まります。

天空橋朋花首筋学会のパーティーは少し変わっていて、他の765プロダクション関連学会では基本的にそのアイドルが歌唱する楽曲がBGMとして流されるのですが、天空橋朋花首筋学会ではその存在を朋花ちゃんに知られてはいけない(765プロダクションには了承頂いている)ため、道義として765プロの楽曲をそのまま使用しないこととしています。なので、天空橋朋花関連楽曲のアレンジがBGMとして使用されるのですが、これは Session: Music の講演内容にも関わるため皆真剣に聞き入ります。

今回は学会長の意向か、管弦楽団による現地演奏が行われました。個人曲はダークな印象が強いので、ユニット曲を中心に発表されるのかと思いきや、大胆なアレンジにより彼女の神秘性について改めて感じることが出来たと思います。

また、天空橋朋花関連学会では敬虔な天空橋信者のために全ての動植物を調理する際に祈りが捧げられています。こういった信者は調理時の祈りの有無に関係なく、食物を口にする際には祈りを掲げるものですが、やはり既にお祈りがされているモノはいつもよりも気兼ねなく食べられるようです。私の宗派はそこまで戒律が厳しくないので、食事を始める前に感謝の祈りを捧げる程度です。こういった会食を始めるにあたり、皆が同じタイミングで一斉に祈りを捧げるというのも天空橋朋花関連学会の面白さかもしれません。

ちなみにこの時に、過去のシンポジウム(朋花ちゃんの首筋を撫でる際の用具に関するシンポジウム)で共に運営委員をさせていただいた仲間と集まって、朋花ちゃんの最近の首回り事情について議論を交わしました。以前よりも首周りにチョーカー等の装飾品を付ける頻度が低下している点については、私の専門分野にも関わるものですので有意義な時間を過ごさせて頂きました。

f:id:kamepppppppp:20200501160420j:plain

パーティーの様子

3.特筆すべき発表内容

2日目から口頭発表を中心とした発表が始まります。私の発表は4日目なので2~3日目は聴講に集中することが出来ました。

その中から天空橋朋花の首筋に関する最新の研究のうち、特に気になったモノについてあげさせて頂こうと思います。

また、全体の傾向として、朋花ちゃんの首筋に関する研究はアメリカが最先端と言われていましたが、最近は中国からの発表者数が非常に増えていることも特筆すべき点として挙げられるでしょう。

 3.1 朋花の反応に関する数理モデル解析

近年の発展が目まぐるしい分野で、異分野の研究者であってもこのセッションを見に来ている人が多くいました。私もそのうちの一人です。ビックデータ解析やAI技術によって新たな切り口から朋花ちゃんの首筋を見つめ直しています。

特に気になった発表を挙げさせていただきます。

 

■3-Dimensional Mathmatic Model of Tomoka using "T-moka"

 解析ツール『T-moka』による三次元天空橋朋花モデル

 デルフト工科大学、Eyke氏


朋花ちゃんの研究をするうえで律速となるのはやはり朋花ちゃんが世界でただ一人しか存在しないということで、多くの研究者は過去の朋花ちゃんの活動や経歴を根拠として研究を進めています。ですが、やはり彼女本人に協力頂いて実施する研究に勝るものは有りません。そこで現在、朋花ちゃんの感覚を再現した3Dモデルの構築がドイツの研究者を中心に進められています。特に首筋については本人の協力が殆ど不可能な分野であることから20年ほど前からモデル化が進められていました。

首筋については既に十分といって良いほどのデータの蓄積、モデルの検証が行われていますが今回の発表では首筋での反応はそれ単独で生じているものではなく、そこと連動している筋肉も考慮しなければ正確なデータは得られないというもので、ちょうど私の発表内容と重複する部分でしたので、朋花ちゃんの肩甲骨周りの筋肉量の設定に関して質問もさせていただきました。体重やバスト周り、写真映りから筋肉量を計算されているのは流石に気持ち悪かったです。

 

3.2 周辺環境が朋花ちゃんの首筋に与える影響

こちらも最近盛り上がりを見せている分野です。特に日本の若手研究者が精力的に活躍されている分野でもあります。研究分野としては生態学に近いのかもしれないのですが、朋花ちゃんを取り巻く温度、湿度などの環境が首筋への反応に与える影響について研究されています。中でも、朋花ちゃんの周りにどのような人物がいるとどのような反応をするのか、という点についてはアイドルとしての活動方針にも関わるものであるため大きな意義がある分野です。確か国からの研究予算も取っていたと思います。

 

■Relationship between Age Structure around Tomoka and Her Crest

 朋花ちゃんを取り巻く年齢構成と首筋との関係
  東京大学、二階堂氏

 

初めに断っておきますが765プロダクション二階堂千鶴さんとは無関係です。二階堂氏は兼ねてより生粋のカップリング厨として知られていましたが、ついにここまできたかという印象です。

朋花ちゃんのカップリング相手としては徳川まつり(19歳)、二階堂千鶴(21歳)などの年上が多く挙げられてきましたが、近年15歳組に対する新しい考え方が提唱されたり、新人の白石紬(17歳)、年下のエミリー(13歳)とユニットを組むなどその周囲を取り巻く環境は刻一刻と変化しています。この時、朋花の最も近くにいる人物の年齢が首筋の感受性に影響を与えているということを統計的に証明した発表であり、雑に要約すると近接する人物の年齢が高ければ高いほど首筋の感受性が低くなる(リラックスした状態になる)ということでした。

実際に765プロダクション所属アイドルでは朋花との関係に個人差があるため、すぐに実用化が可能なものではありませんが(ただし二階堂氏はカップリング談義に華を咲かせていた)、新たな営業先に向かう際や、テレビ局での撮影時などに有用な情報であると感じました。

 

3.3 朋花ちゃんの首筋に対するアプローチ

こちらは国際天空橋朋花首筋学会が発足した約80年前からこの学会の根幹となっている学術分野です。課題そのものの難しさもありますが、社会的な関心の高さから今もなお若手研究者が集い活発な議論が交わされている分野です。

一歩間違えれば犯罪と成り得る分野であるため常に慎重に研究が進められている分野でもありますが、民間企業も多く参入している分野であるためその研究方法のマニュアルなどの整備も進んでいる分野で、正直目新しい発表は少ないのかなと思っていました。ですが、今回配布された要旨集を眺めていて、以下の発表が目に入り私はこのセッションを聴講しようと決めていました。おそらく同じ考えの人も多かったのでしょう、同じタイミングで会場に入室した人も多かったように感じます。

 

■New Approach Method to Tomoka's Crest with Disturbing by Karen-Sensoring System

 篠宮可憐センサリング技術を用いたジャミングによる首筋への新たなアプローチ方法

 北京大学、Yuanzi氏

 

 これまでとは全く異なるアプローチ方法でした。篠宮可憐の毛先がもつセンサリング技術を用いて、朋花ちゃんの首筋センサーをかいくぐろうという試みです。朋花ちゃんは首筋に強い感受性を持つことから首筋付近に接近するものを高感度で察知することが出来ますが、より感度の高い可憐センサーをぶつけることによりその感知能力を狂わせようという発想はこれまでにありませんでした。

ですが、可憐の毛先センサーと朋花の首筋センサーはその感知機構が異なるため、どのように相互の関係性を担保するのかという点について非常に興味がありました。発表の中では可憐の後頭部に特殊な変換機を設置することで、可憐センサーの波長を操作して首筋センサーへの影響を増幅するという説明がなされました。篠宮可憐はポーカーフェイスが得意ですが、環境の変化により生理的な変化が生じやすいという特徴があるため、変換機を設置することによって可憐に対する影響が発生し、その変化を朋花が感知することについては今後の研究が待たれるところではありますが、新たなアプローチとして続報を期待していたいと思います。

 

3.4 Session: Sensitivityでの講演内容

私はこちらのセッションで朋花ちゃんの首筋から続く感覚神経の配置とその一般的な感度から新たな弱点として左右の肩甲骨の頂点を結ぶ正中線上を提唱させて頂きました。主な質疑としては、以下のようなものがありました。

 

Q:神経の連続性を考慮するならば、これは他のアイドルにも用いることが出来るのか

A:或る程度は可能と考えます。朋花に関しては特に首筋の研究が盛んであるため首筋を起点に考察を深めることが出来ましたが、他のアイドルについては首筋の研究が朋花ほど盛んではないため、データを更に蓄積するか、異なる部位からのアプローチが必要になります。

 

Q:首筋の感受性は加齢や経験によって変化しますが、その場合の感覚神経を介した背中付近への影響はこの変化に比例すると考えて良いのでしょうか。

A:基本的にはその認識で大丈夫です。ただし感覚神経による伝達や部位ごとの感受性も同様に変化していくためデータの補正が必要になります。

 

Q:背中の筋肉量によっては神経へのアクセスが阻害される可能性があるのでは?(←Eyke氏より)

A:朋花はダンスをしているので一般的な同体系の女性と比較すると筋肉量は多いと予想されます。しかし、首筋での反応を考えると想定外の筋肉量を持つとは考えにくく、この法則は説得力の高いものであると言えると考えます。

 

Session: Sensitivityでは主に生理学的な観点から朋花ちゃんの首筋に関する研究が進められているため、医療分野への応用が多いという特徴があります。今回も医学部からの発表が多く見られました。トレンドとしてはArtificial Issueの発表が年々増えているように感じます。特に、朋花の表皮細胞を再現するための培養条件検討に関しては私の研究内容にも関係するため、発表後に連絡を取らせて頂き、後日改めて議論の機会を設けて頂くことになりました。

 

4.おわりに

さて、このような稚拙な散文にお付き合い頂き有難うございます。この記事は私の備忘録を兼ねているため、ほとんど私が纏めさせて頂いており、特に読みやすさなどは考慮しておりません。申し訳ございません。

次回のITCC2021はいよいよ待ちに待った東京開催です。朋花ちゃんにバレないように開催するという課題も残っておりますが、765プロダクションとも調整頂き天空橋朋花生誕のこの地で開催できることに非常に喜びを感じております。参加者の皆様には、是非天空橋朋花が生まれ育った日本の空気を全身で感じながら、改めて朋花ちゃんの首筋談義に華を咲かせて頂ければと思います。私も実行委員として参加します。

Ave Maria